カルーアミルクとは、コーヒー・リキュールのカルーアを牛乳で割ったカクテルのことである。
味がカフェオレに似ていることからアルコール度数が低い印象を与え、また甘く飲みやすいことからつい一気飲みなどをしてしまいがちだが、実は一般的なアルコール度数は5~6%。
飲み過ぎて体調を崩す人も多く危険と言われている。
カルーアミルクが危ないと言われる理由
①レディーキラーカクテル
カルーアミルクは、「レディーキラーカクテル」と呼ばれるカクテルの一種だ。
男性が女性を酔わせる目的で飲ませるカクテルで、レディーキラーは直訳すると「女殺し」。
他にモスコミュール、スクリュードライバー、青い珊瑚礁などが挙げられる。
いずれも口当たりがよく、アルコール度数が強いことを忘れて飲み過ぎてしまう傾向があり、女性は特に注意が必要である。
②店によってアルコール度数が変わる。
カルーアミルクに限らずカクテル全般に言える事だが、居酒屋、特に飲み放題のお店ではリキュールなどお酒の割合を少なく、薄めに作って出す所が多い。
普段このようなお店で飲んでいるものを想像して本格的なバーなどで注文すると、予想外に酔ってしまうことになる。
③お腹の不調
酔いに加え腹痛、吐き気、下痢などの症状に苦しんだとの口コミが多く見られた。
2~3日で治ればまだマシで、中には1週間以上続いたという人も。以降定期的に腹痛に見舞われるようになったとの投稿も見かけた。
④乳糖不耐症
お腹の不調は、牛乳が原因の場合もある。
「乳糖不耐症」と言って、牛乳や母乳に含まれている乳糖を消化吸収できずに下痢などの症状を引き起こす病気である。
乳糖を分解するためのラクターゼと呼ばれる酵素が生まれつき不足していたり、働きが弱まったりすることが原因で起こる。
⑤自覚のない乳糖不耐症
大人の乳糖不耐症は通常、250~375ml以上の牛乳を飲んだ時にだけ症状が現れ、そのほとんどが軽度だ。
日頃牛乳をあまり飲まない人は気付かない可能性もある。また、うすうす感じなんとなく摂取を控えている人もいるだろう。
そういった人達が、飲みの席でつい気が大きくなりカルーアミルクを飲み過ぎると腹痛や下痢、嘔吐を引き起こしてしまうのだ。
⑥カフェイン
また、コーヒーリキュールには当然カフェインが含まれているのだが、このカフェインの過剰摂取が腹痛を引き起こす場合もあるという。
カフェインが交感神経を刺激し、胃の分泌を活性化させる可能性があるからだ。主に飲んですぐに症状が出る場合に疑われる。
対して飲んで数日後に症状が出る場合にはコーヒーアレルギーの可能性も考えられる。コーヒーアレルギーもまた、腹痛・吐き気・下痢の原因となり得るのだ。
⑦甘すぎる
カルーアは通販サイトなどでも販売されており、自宅でも手軽にカルーアミルクを楽しむことが出来る。だが、このカルーアが予想以上に甘く全然減らないという口コミも見かけた。
バーの雰囲気や宴会のノリでついおかわりをすることはあっても、甘いものを特段好む人でなければ自宅でそうたくさん飲むことはないだろう。
割安感に惹かれて大き目のボトルを購入するのは危険である。
カルーアミルクの口コミ
カルーアミルクをカップ1杯飲んだだけで酔いが回った。最近アルコールに弱くなったような・・・
美味しいから何杯でも飲めますね。逆にフラフラになって危ないかも。コーヒー牛乳は飲めるのかな
カルーアミルクって甘いしガブガブいけるんですけどアルコール度数地味に高いんですよね
吐き気が止まりません。助けてください。飲み会で、カルーアミルクを6杯ほど、がぶ飲みしてしまい、気分が悪くなりました。しかし、次の日も気分が悪く、二日酔いかなと思っていたら、1週間たっても直りません。頭痛や腹痛などは無く、吐き気だけがあるのですが、どうすればいいんでしょうか。
2日連チャンで調子こいてカルーアミルク飲んだら、激しい腹痛に襲われた。その後、吐き気→下痢→激しい寒気・・・そういえば、牛乳飲み過ぎるとお腹壊すタチでした。苦しい目にあいました。
あの2口のカルーアミルクでまだおなか気持ち悪い・・・というか定期的に痛くなる?んやがアルコールをが受け付けない感
カルーアはちゃんぽんするとテキメン気持ち悪くなります。急にくるんで、座ったままやっちゃった(吐いた)子を見たことあります。マーライオンみたいでした。
カルーアに生クリームを入れる飲み方が発祥みたい。カクテルは地域や環境によって作りやすいレシピへ変貌を遂げがちですからねぇ。
コーヒー豆と砂糖をウィスキーで浸けると、カルーアミルクのシロップになると聞いたので早速やってみてる♬飲めるのは1週間後。
カルーアミルクうまっ!?
予想通り、飲みやすさに反してアルコール度数の高さに驚く口コミがよく見られた。
腹痛、吐き気、下痢など体調不良を訴える口コミも多い。
一方で自宅で自作したものや、映えるグラスに注がれたものなど画像の投稿もたくさん見られ、愛飲家も多いことがうかがえた。
飲み方や飲む量に気を付けながらぜひ楽しんでほしい。